長期的に元が取れる太陽光パネルの発電量


長期的に元が取れる太陽光パネルの発電量ブログ:2017年01月04日


俺の父は膵臓ガンになってしまった。
もって6ヶ月とのこと…

「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、俺は全然実感がなかった。

俺は、父が風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「体が丈夫なだけが自慢だ」
と父自身も常々言っていた。

そんな父がガンだなんて…

俺はママが嫌いだけど、父は大好きだ。

俺が高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
ママはつぶしがきかないと言って反対していたけど、
父はやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。

俺にとって、父は良き理解者だったのだ。

1日1日と、
日ごとにやつれていく父を見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
俺は父が楽しそうなところを撮影することに決めた。

バイト先のギャラリーが
二週間個展をさせてくれると言ってくれた。
俺は、大好きな父の写真集をつくろうと決めた。

死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でも父は「面白そうだな」と言ってくれた。

病室で呼吸器をつけられた父を撮影した。
父が営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎える父を写真に撮った。

父が亡くなって、俺は父の写真展を開いた。
ギャラリーに訪れた父の常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、父との思い出を語ってくれた。

写真は俺と父との共同作品になったと思う。
ママとの関係も少しずつよくなってきている。

俺は父の娘に生まれて、
本当に良かったと思う。